心の痛みも自分で治療する
- 2019年12月6日
こんにちは!メンタルサポート協会八王子です。
ますます冬本番で寒くなってきました。風邪をひかないように手洗いうがいをして、マスクをしてますよね?そして、咳が出たら、暖かいお風呂に入って栄養を取って、睡眠を取るのは、常識です。
しかし、なぜ心の不調には対処出来ないのでしょうか。
咳が出たからといって、いちいち相談にも病院にも行かないように、少しの心の痛みは精神科や薬やカウンセリングに頼らずとも、自分で治療することができるのです。
対処出来ないのは習ってこなかったからです。学校でも家庭でも教わってはいません。
風邪ひきかけなら、どんな対処をすればよいか分かりますが、心の不調はどんな対処が出来るのか分からないから、悪化してから病院に駆け込むことになるのです。
特に精神の不調を治すのは、ほっといた時間と同じか2倍近い時間がかかります。
時間がかかるほど、コストがかかります。
ですから、なるべくこじらす前に自分で対処する方法を用意しておかないといけないのです。
体の痛みと同じくらい心の痛みは起こります。これは、むしろ体の痛みより日常的に起こります。心の痛みの治療には、様々な対処や方法や逃げ道を用意しておくことです。
嫌な心の感情は、辛い痛み、怒り、情けなさ、攻撃性、自己否定、自信喪失、孤独感、嫉妬などなどあります。これらの傷を悪化させないためには、それらを少なくしていかないと回復していきません。
それには日常的なエクササイズが効果があります。自分に対する批判やネガティブな考えなどが頭に浮かんだら、それを否定するようにすること。自分の欠点や弱点を列挙しても前に進めません。自分のせいでなく、様々なことが重なって起きたことだと、自分を甘やかしましょう。
それが出来たら、自信を付けていきます。自分の長所や能力を列挙して反復しましょう。自分の長所がどんなことでよい思いをしたか、効果があったかも具体的に思い出すことも大切です。
そして、孤独感をなくすには人に会うしかありません。最初は怖い気持ちや拒絶される反応を想像してしまうかもしれませんが、話すことで不安がなくす効果があります。
そして、同じような場面に何度も経験していくうちにあまり感じなくなるのが心理学用語で脱感作と言われるもので、場数を踏むと傷つきにくくなっていきます。風邪対策の免疫力のように心の痛みにも免疫力を付けていきます。
こうしないと毎回同じような体験をする度に同じ症状になり、傷ついてしまいます。もちろん、回避出来るなら、飛び込んで行く必要はありませんが、人生は棘の道です。そう都合良いものばかりではありませんから、多少の免疫力がないとすぐにズタボロになってしまいます。
以上を踏まえ、日常的に起こりえる様々なことから、対処していき、自分の心も健康的に維持していきましょう。
エクササイズが上手くいかない、暗闇から脱せない場合には、私たちがいます。
悪化する前にご相談ください!